2011年2月26日土曜日

僕が看護に希望するもの

SCVCがこてこての循環器の病院であり、看護婦さんは心電図が読めて、病気のことがわかっていて、モニター、心電図、患者さんの状態を把握できていて、それができないと入れないと思っている方がいるみたいですが、SCVCおよび手稲の病院での、看護師に求めるものは、患者さんの環境整備を基本とする看護です。心電図がよめる病気がわかるというのは、実は、看護師さんの本来の業務の本筋ではありません。それは、ミニドクター的な看護だと思っています。
ただ、循環器的な看護をするにあたって、モニター、心電図が少しはわかったほうが患者さんのためになるので、OJT仕事をしていくなかで、自然と覚えていくと思います。
ただ、人によっては、そのようなコテコテのミニドクター的なものを追求したい方もいるとは思います。そのような方のために、来年の4月にICU6床をつくります。最先端の検査機器などが増設します。
通常の業務に関しては、患者さんの環境整備を主とした心のコモッタやさしい看護をしてくれるだけでいいと思っています。

最近も言われました。循環器の患者さんでモニターや、バイタルを見逃すかと思うと自信がないと。。。。

見逃してもいいのです。それを次につなげて勉強してくれたらいいのです。誰でも、どのような年齢でも、前に進むことはできますので、心配はいりません。

SCVCは、不思議なことに、以前の病院のような急変がほとんどありません。その理由の一番が、患者を僕がみているということ。看護婦さんがちゃんとすぐにへんだと報告すること。薬剤師含めた病棟にいるパラメディカルがみてくれていることなどでしょうか?
急変するまえに、発見ができています。

患者さんが変だという感覚が重要であって、それには心電図も、モニターもいりません。血圧くらいでしょうか? SCVCでは24時間 僕にどんなくだらないことでも、報告することになっています。
責任は僕が持ちますので、安心して一緒に働いてください。

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